白と黒の違い
日傘の色と言うのは、一般的に白と黒が多いですね。
日傘は生地の質によっても紫外線カットの効果は違います。
でも、白と黒という色によっても紫外線カットの効果に違いがあるのです。
白と黒の違い
【白色】
紫外線の光の波長をまんべんなく反射すると言われています。
例えばウィンタースポーツをすると「雪焼け」というものを起こすことがあります。
これは太陽から発生する紫外線を白い雪が反射するから、ウィンタースポーツをすると日焼けするんですね。
【黒色】
紫外線の光をまんべんなく吸収すると言われています。
太陽に照らされた黒いモノを触るとかなり熱くなりますが、これは黒が太陽光を吸収するからです。
これだけ見ると、どちらも紫外線をカットする効果は同じなのでは?と思うかもしれません。
白色の落とし穴
白色と言うのは色の作り方に2種類の方法があります。
こちらは光を反射する銀色のものを粉末状にしてそれを広げて作る方法です。
このようにして作られた白は鏡と同じで光を反射してくれるので紫外線もカット出来るでしょう。
もう一つは透明のものを粉末状にして作る方法です。
透明なのになぜ白色に見えるのか不思議に思われたでしょうか?
透明なものがなぜ白く見えるのか、わかりやすい例で言うと「雪」がそうです。
雪は透明な水が粒子となって固まったものですが白く見えますよね。
この原理で作られた白色の場合、もともとが透明なので光を通過させてしまいます。
ほとんどの日傘は後者の作り方によって出来た白なので、紫外線の透過率が高いんですね。
それに比べ黒色はそういったこともなく広い波長の範囲の吸収力が均一で紫外線に対しても信用できることが多いようです。
日傘の白と黒、そして同じ白でも紫外線カットの効果に違いが出るので色だけでなくやっぱりちゃんと表示を見るのが大事ですね。
とは言っても、
どーーーーーしてもっ!白色の日傘が持ちたいっ!
でもこの白はどっちの白色なのかわからない…、
という人にはコチラを使うといいですよ♪